今日はロマサガ2リメイクのお話を書きますね。
実は暫くPCがまともに使えない状態でした。
なので書けなかったのですが……それは言い訳ですね。これからは更新頑張ります。
伝承法でレオンの記憶と意志を継ぎ、皇帝となったジェラール陛下。
まずは家臣に状況の報告です。

「父上は…旅立たれた。」
この一言に込められた想いは重いです。もうレオン陛下はいない。ジェラール陛下がトップとして帝国を守らなければならないのです。
しかしジェラール様は家臣からも頼りないと思われているタイプ。果たして皆は言うことを聞いてくれるでしょうか。でも、ジェラールはもう昔のジェラールとは違うのです。背負うものが出来ました。

「大変です! ゴブリンが攻めて来ました!」
兵士からの伝令です。このタイミングでゴブリンが攻めてくるとは……。弱り目に祟り目とはまさにこのことです。これはまずいです。帝国の危機。

「…くっ…不幸につけこんで来おったか。」
文官さんも困ってます。それはそうです。帝国の二強、ヴィクトールとレオンを失った今頼れる存在はいません。唯一ジェラール様がいますが、イマイチ頼りない……。
あの2人が生きていれば……恐らくそう思っていると思います。
ですが――

「父上…お守りください…。」
今のジェラールは皆の思っているジェラールとは違うのです。
今こそ皇帝として務めを果たすとき。死んでいったレオンやヴィクトールの意志を受け継ぐ時。
もう負けられない。ここで負けたら後は無い。強いジェラール様。

「長きにわたる帝国の歴史の中でも、これほどの窮地に立たされたことはあるまい。もはや…これまでか!」
君の前にいる皇帝を信じられないのかな……?
証明します。ジェラール様の強さ。レオンの血を継いでいる証拠。その力を。

「落ち着け!」
静かに。でも強く。
ここは絶対に守るという意志が伝わってきます。

「情報を伝えよ。モンスターの数は? 城壁が破られるほどか?」
まずは状況確認。状況を把握していないと適切な行動は取れません。
冷静なジェラール。今は父の代わりではなくジェラールとして戦うときです。
父から受け継いだ冷静さと行動力。

「いいえ。今はまだ街で暴れ回り。略奪を重ねている程度です。」
なるほど。まだ敵の数はそれほどでもない。グズグズしている暇はありません。
むしろ好機です。

「ならば、すぐに打って出るぞ。多勢で押し寄せるより前にモンスターを掃滅するのだ。」
そうです。今しかチャンスはありません。
先手を打って出て、街で暴れるモンスターを倒す。そして防備を備える。
何であれ街で略奪を繰り返しているのを許すわけにはいきません。敵が少数のうちに打って出て、出鼻をくじくのです。

「ジェラール様! ムチャをなさらないでください。」
これはムチャではありません。皇帝の責務です。ジェラールがやらないといけないのです。
他の誰でもなくジェラールがやらないといけないのです。
それが皇帝の座に就くという意味ですから。

「…せめて選りすぐりの者をお連れになって…。」
それは勿論です。単騎で乗り込めるほどは強く無いです。仲間は必要です。
忠臣を連れて迎撃しようと思います。
みんな、力を貸してください。

「ヘクター、ヘクターはどこだ!」
そう、頼りになる仲間。
その中でも特にヘクターは強い。だから……力を貸してほしい。今は君が必要なんだ。

「ジェラール様にご同行するのだ。」
ヘクター。よろしくお願いします。
君の実力が今名必要不可欠。君と共に戦いたい。

「お断りだ。オレたちは傭兵だ。自分が信じる将にのみ命をあずける。」
ヘクター……。そうですね……。ジェラールはいつも不甲斐なかった。レオンの後で隠れるように戦ってばかり。全く強く見えなくても当然です。
傭兵は自分が信じる将にのみ命をあずける。当たり前のことなのだと思います。

「これまで帝国のために働いていたのはレオン様がいたからだ。ジェラール様なんかについていく理由はないね。」
そうですよね……。ヘクターは傭兵、レオンだから付いてきた。
しかし……。もうこうなったら力を示すしか無いです。
皇帝ジェラールの実力を。

「ジェラール様が皇帝じゃあ、この国もどうなることやら…。」
今はその言葉、甘んじて受け入れましょう。確かに今までのジェラールを見てたらそう思いますよね……。
仕方ないです。
ただ、いつまでも同じ所にいるわけではありません。
ともあれモンスター問題を解決しないと。

「貴様。ジェラール様に向かってなんという口を…許さんぞ!」
ありがとう。でもヘクターの言うとおりなのです。
だからこそ、ジェラール様がこの騒動を鎮圧する必要があるのです。
それが成されたとき、真の皇帝と呼ばれることになります。真の皇帝になるため、今はヘクターを置いて行くしかありません。

「よせ。…わかった。」
ヘクター、見ていてください。
皇帝としての信念を。今のジェラールの実力を。

「ヘクターの言うことももっともだ。他の者と行こう。」
行ってくるよ、ヘクター。
他の皆、付いてきてください。今なら勝機ありです。
そして、レオン様の力を受け継いだジェラールを見てください。

「ジェラール様自ら兵を挙げられるのだ。」
行ってきます。父上、お守りください。
私たちでここは解決する。大丈夫。

「さあ、声高く鬨の声をあげよ。」
行くぞ! 街を闊歩するモンスターどもを追い払う!
ジェラール様が皇帝となってからの初陣です。

「ジェラール様の…皇帝陛下のご出陣! ご出陣!!」
鬨の声を背に受けるジェラール。彼は本当にゴブリン討伐出来るのでしょうか。
いや、しなくてはいけません。ここでゴブリンに攻め込まれては帝国が傾きます。
そして、その一番槍として向かうのは皇帝であるジェラールでなければいけないのです。
ヘクターにも力を示さねばなりません。
これは皇帝としての務めなのです。
ジェラール様、ご武運を。
それではまた明日(?)