今日は、プリンセスメーカー2リジェネレネーションのお話しを書きますね。
娘も13歳になり、周りからも強い武芸者と認められ、よく辻試合を挑まれます。
その度に返り討ちにしていますが、平穏な生活を迎えたいものです。
そして、待ちに待った収穫祭です。そう、ずーっと優勝を夢見た武闘会が開催される日です。
「どのイベントに参加しますか」
愚問です。勿論武闘会です。
「武芸者達と勝ち抜き戦で戦って優勝を競う」
分かりやすい説明です。目の前の敵をただ倒して行くのみ、ですね。
強くなった娘の力を見せる時です。
「えりかは、執事をともなって待ちの中央のコロシアムへと急いだ」
コロシアム……。ここに来ると血がたぎります。娘の闘争本能に火が付く時です。去年は準優勝。今年こそは優勝を目指したいです。
「すでに各地から腕自慢の戦士達が集まってきている。えりかは組み合わせ表をみた」
いや、組み合わせ表は良いです。
なんにせよ強い相手と当たっていくわけですし。
名前を聞いても仕方無いです。
初戦です。何度か斬撃をくわえ、敵の戦意を打ち砕きました。
娘強いです。これなら優勝も夢ではないです。いつの間にか成長しましたね。
二回戦。ここも余裕勝ちです。
「悪いけどあなたは私の敵じゃないわ」
言い放つ娘。格好良いです。強い子は見てて惚れ惚れします。
そして次は準決勝です。
準決勝も危なげなく勝ち、いよいよ決勝です。懸賞金も貰えましたしこの勢いでいきたいですね。
ちなみに決勝の相手は去年歯が立たなかったマッスル・ハルバルのようです。
いわゆるリベンジというやつでしょうか。全力で挑めばきっと勝てます。
「4回戦」
「マッスル・ハルバルVSえりか・姫草」
「懸賞金262G」
懸賞金はいりません。ただこの試合に勝ちたいです。去年のお返しをしなければなりません。
本気のえりかを見届けたいです。
激しい打ち合いの末、見事娘が勝利しました。
「ばんざーい! 私が優勝ね」
頑張りましたね。今日は何でも買ってあげます。父も本当に誇らしいです。
それにしても王国の武闘会で優勝してしまうほど強くなっていたとは。
娘の成長に、ただただ感動しかありません。
表彰式です。
「諸君、今年も素晴らしい試合の連続であった。これより表彰式を行う。国王陛下」
「あっぱれであった。褒美をとらすぞよ」
国王陛下わざわざありがとうございます。
「光栄です王様。きっと父も喜んでくれるでしょう」
勿論です。悲願の初優勝、父としてこれ以上の喜びはありません。強くなったね、えりか。毎年優勝出来ると良いね。
「えりかは王から『恩寵の剣』と、優勝賞金3000Gをもらった!」
自分の腕で稼いだお金なので自由に使いなさい……と言いたいところですが、養育費に使います。ごめんね?
あと恩寵の剣は大事に家宝として取っておきます。
本当にえりかは強くなりました。もう父を超える強さを持っているのかもしれません。
娘の将来の事は分かりませんが、強い女性になってほしいです。
一体未来はどうなるのだろう? 父はそんなことを考えてしまいます。
無事育ってくれれば良いな。恐らくそれが本当の本音なのだと思います。
今日はメランコリックになってしまいますね。
あのえりかが武闘会で優勝したのですから。
それではまた明日(?)